90分ではなく50分にしてある理由
勉強のブロックと仕事のブロックは別物です。勉強はたいてい1つの長い作業ですが、仕事は会議と割り込みと順番待ちでできています。その環境で90分のタイマーは、無視されるタイマーです。
50分なら予定と予定のあいだに収まり、どこまで進んだかを書き残す時間が10分残ります。チップで変えられますが、短めを既定にしてあるのは意図的です。
平坦さは中立ではない
純粋なホワイトノイズは完全に静的です。20分なら中立に聞こえます。1時間になると圧のように感じられ始め、長く聴いた日は耳が詰まった感じがする、もともとの耳鳴りが目立つ、と言う人が一定数います。
穏やかな風を15%足すと、ほとんど何も足さずにそれが収まります。風はパワーの71%が250Hzより下、重心は233Hzなので、ホワイトノイズの横ではなく下に入り、名前を付けられない程度のゆっくりした動きだけを足します。ゼロにして違いを聴くなら、10秒ではなく10分単位で比べてください。
覆えるものと、覆えないもの
日本語では「集中できる音」「集中できるノイズ」という言い方でよく探されています。島型に机が並んだ大部屋なら、中身は話し声とキーボードと椅子のキャスターと電話です。ホワイトノイズは前の3つによく効きます。
効かないのは自分の名前が呼ばれたときで、これは必ず届きます。届かせるために音量を上げるのは筋が悪い。逆に、気になるのが空調とエレベーターの音なら、それは低い音なのでこのプリセットは向きません。ホワイトノイズはその帯域にパワーの1%しか置いていません。
2つのレイヤーの実測値
2026年9月4日の測定です。風のループは配信しているファイルを48kHzモノラルにデコードし、ホワイトノイズはブラウザのジェネレーターからレンダリングして、どちらもEBU R128のラウドネスメーターと8192点FFTの平均スペクトルにかけました。
| 音 | 初期音量 | ループ長 | ラウドネス | RMS | 重心周波数 | 低域 / 中域 / 高域 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ホワイトノイズ | 45% | 生成音のためループなし | -11.5 LUFS | -14.7 dBFS | 12026 Hz | 1% / 15.6% / 83.4% |
| 穏やかな風 | 15% | 32.02 s | -16.2 LUFS | -16.8 dBFS | 233 Hz | 71.4% / 28.6% / 0% |
- 穏やかな風 ループの継ぎ目: ループ末尾のサンプルと先頭のサンプルの段差は、そのファイル自身のサンプル間変化の99.9パーセンタイルの0.29倍です。素材の範囲内なので、そのままつないでも鳴りません。いずれにせよ、プレーヤーは各周回を179ミリ秒だけ重ねて再生します。
- このプリセットにできないこと: 風のレイヤーは意図して控えめにしてあります。15%は多くの人が単体では聞き分けられない位置で、それが狙いです。風として聞こえたなら、この用途には大きすぎます。
作業1ブロック分のホワイトノイズを流す
- ブラウザでこのページを開きます。
- プリセットは適用済みです。ホワイトノイズ45%、穏やかな風15%、タイマー50分。
- 作業を開く前に再生します。開いてからではありません。
- 最初の1ブロックは2本ともフェーダーに触らず、終わってから判断します。
よくある質問
ホワイトノイズは集中に役立ちますか?
話し声や明るい物音を覆う用途には向いています。集中力を足すのではなく、邪魔を減らすだけです。静かな部屋では何も得られません。
なぜ風を混ぜているのですか?
平坦な音は1時間ほどで圧のように感じられることがあります。風を15%足すと、ホワイトノイズの下にゆっくりした動きが入ります。風のパワーは71%が250Hzより下なので、聞き取れる音にはなりません。
どのくらいの長さで流すのがいいですか?
ブロックと同じ長さです。このプリセットは50分で、会議のあいだに収まる長さにしてあります。それより長いブロックは、オフィスより勉強向きです。
ホワイトノイズで耳鳴りが悪化しませんか?
小さな音量なら悪化しないはずですが、平坦な高音域を長時間聴くと自分の耳鳴りが目立つと感じる人はいます。当てはまるなら音量を下げるかブラウンノイズに替えてください。続く耳鳴りや片側だけの耳鳴りは耳鼻科で相談を。
通話中にイヤホンで使えますか?
使えません。一時停止してください。話し声を覆う音は、相手の声も同じように覆います。