声がそのまま届いてくるオフィスで
広いオフィスがつらいのは、音がいつも変わるからで、なかでもこたえるのは二つ先の机の会話です。グレーノイズは、人の耳にどの高さも同じくらいの大きさで聞こえるように整えられた「サー」という音で、低いうなりでは届かない、声と同じ高さのところまで上がってきます。雨も同じ系統の音で、ドアや給湯室の水音をやわらげてくれます。それでも、話し声そのものを消すことはできません。脳は言葉を探して聞いてしまうので、できるのは言葉を聞き取りにくくするところまでです。角が取れるくらいの助けと考えてください。部屋が静かになるわけではありません。
自分の耳の中だけで鳴らす
人のいる部屋なら、ヘッドホンがいちばん簡単です。職場のルールで許されていて、名前を呼ばれたときに気づける音量であれば問題ありません。家では、小さなスピーカーを少し離した場所に置くと、廊下や時々通る車の音に効きます。共有スペースでは、周りの人に断らずに音を流さないでください。自分が落ち着くための音が、隣の人には押しつけになります。それに、この音は会話の内容を守ってはくれません。大事な通話は、扉のある部屋でどうぞ。
耳に障ってきたら、配分を変える
グレーノイズは一時間ほどで乾いた感じになってくることがあります。そうなったら少し下げて、雨に多めに担ってもらいましょう。長い時間にはそのほうがやさしい音になります。雨のほうが気になるなら、雨だけ何段か下げて、グレーノイズはそのままにしてください。ヘッドホンが変われば聞こえ方も変わるので、機器を替えたら音量をもう一度確かめます。大きな会話に勝とうとして音量を上げても、疲れるだけで、会話はやっぱり届いてきます。
ミックスに使われている音
一つずつ聴く: グレーノイズと雨. 最初から組み合わせるなら 無料オンラインミキサー.
よくある質問
これで同僚に自分の声が聞こえなくなりますか?
いいえ。自分の作業用に落ち着いた背景をつくるだけで、自分の声が届くのを止める働きはありません。人に聞かれたくない話は、扉のある部屋でしてください。
グレーノイズはどんな音ですか?
人の耳にどの高さも同じくらいの大きさで聞こえるように整えられた「サー」という音です。そのぶん、ホワイトノイズより平らでとがりが少なく聞こえます。
職場でスピーカーから流してもいいですか?
同じ部屋の人が納得しているときだけにしてください。ヘッドホンなら、自分で選んだ音を自分だけで聴けます。